どんなお悩みも受け止めます!!
みなさん初めまして!
クリニカルコーディネーターの星野と申します!
いつも待合室まわりをウロチョロしていますよね(笑)
当院にいらっしゃる患者さんは暖かい方ばかりで、いつも元気を頂きありがとうございます!
安部歯科の紅一点、スーパードクターの橋上からバトンを受け取りましたので、今回は僕が担当させて頂きます。
突然ですが、1月は阪神淡路大震災が起こった月ですよね。
多くの方が住む家を失い、前日まで普通に車が走っていた高速道路や鉄道が倒壊して、当たり前だった日常が一瞬で失われた日でもありました。
それから年月も経ち、東北の方でも地震と津波で被害を受け、未だに被災者として多くの人が日常を取り戻せずに生活を送っています。
僕は安部歯科に入る前に、色々とご縁があって東北で被災した方たちの支援をさせて頂いていました。
震災で被害に合われた方の殆どが、今まで当たり前のように過ごしていた日常が突然失われ、未だに困難な生活を強いられています。
恵まれた環境の中にいると中々気付かないことってありますが、それを知ろうとする気持ち、相手の立場になって考えることで今の自分に何ができるのか、困っている人にどう接すればよいのか、こういった支援に関わっていると色々気付きを与えてもらえます。
お金にはならないことですが、ソーシャルセクターで築き上げた経験が安部歯科のクリニカルコーディネーターとして活かせれば良いなと思い勉強させて頂いてます。
※当院の待合室に置いている冊子で、取材に協力させて頂きました。
福島から兵庫県に避難されてきた方々の体験が書かれています。
歯科の現場でも、今までしっかり噛めていたものが痛くて噛めない、入れ歯が合わなくて使えない。当たり前の日常がどれほど大切なのか、そういった悩みを抱えた患者さんが数多く来院されます。
患者さん一人一人の気持ちを理解し、尊重できるパートナーとして安部歯科で活躍していきたいと思っています。
さて、本題に入りますが、皆さんはクリニカルコーディネーターという職業をご存知でしょうか?
クリニカルコーディネーターとは患者さんと歯科医師の懸け橋になって、患者さんのお悩みを解決し、もっと満足できる環境を作るのが仕事です。
日本ではあまり馴染みの無い職業ですが、アメリカやヨーロッパなどの歯科医療先進国と言われるようなところでは、すでに多くのクリニカルコーディネーターが活躍しています。
ではクリニカルコーディネーターが実際にどのようなことをしているのかと申しますと、患者さんのお悩みや要望を受け取り、治療に繋げていくというのが主な役割です。
歯科医師という仕事の第一の目的は患者さんの歯を治す、治療がメインです。
しかし治療に集中してしまうと、どうしても患者さんとコミュニケーションを取る時間が少なくなってしまいますよね。
治療になるべく時間をかけてほしい、もっと自分の悩みを聞いてほしい、そういった患者さんのお悩みに対応できるのがクリニカルコーディネーターの役割です。
歯科医院に来院される方の多くは、お口の中の異変を感じたという理由で来院されます。
時には強い痛みに耐えながら、日常生活を送っていたが耐え切れず来院された方もおられます。
また当院にはセカンドオピニオンで来院される方もおられますね。
健康だと中々気付くことは出来ませんが、ある日突然それが失われてしまうと、生活の質は急激に落ちてしまいます。
今まで当たり前のようにご飯を食べていたのに、咬むと痛くて食べたれない…。
食事が全然おいしいと感じない…。
見た目が気になって、大きく口をあけて笑えない…。
自分の思いが歯科医師に伝わっていない為に、治療内容に納得いかない…。
そんな状態が続くと、次第に元気もなくなってきますよね。
そういった患者さんの抱えているお悩みを、治療する歯科医師と共有するためにクリニカルコーディネーターはいます。
お悩みや不満がある方は何でも僕に相談して下さいね!
また治療中でのお悩みがある場合も相談して下さい!
どんなことでも良いんです。
僕たち安部歯科のスタッフが一丸となって、患者さんの悩みを解決しますよ!
次回は安部歯科イチの元気娘、笑顔が素敵な牧野にバトンタッチ!